旅先で車をレンタルする時、「特別感のある外車を使いたい！」と思いますよね。
しかし、普段日本車に慣れていると、外車の感覚の違いに戸惑われる方も少なくありません。
今回は、日本車と外車の違いを5つのポイントに分けてご紹介します。

知っておくだけで、初めての外車でも安心してドライブできますよ。

日本車と外車の5つの違い

外車に乗るうえで事前に知っておきたいのが、見た目ではわかりにくい仕様の違い。
操作の感覚や走り方、給油の仕方まで、細かい点で日本車とは異なる特徴があります。
ここでは、日本車と外車でよく違いが出るポイントを5つに分けて、わかりやすくご紹介していきます。

違い①　操作方法

日本車と外車で、まず戸惑いやすいのが「ウインカーとワイパーのレバー位置」です。
日本車はウインカーが右側、ワイパーが左側。
これが外車になると逆になることが多く、ウインカーを出したつもりが、ワイパーを動かしてしまうこともあります。
なお、外車は左ハンドルが基本ですが、日本で販売されているモデルは右ハンドル仕様も多くなっています。
ただし、右ハンドルでもレバーの位置が外車基準のままであることがほとんどです。
運転前には必ず操作方法を確認しておきましょう。

違い②　サイズ感と視界

外車は日本車に比べて、全体的にサイズが大きい傾向があります。
そのため、駐車場や細い道など、日本車よりも余裕を持たせて運転しなければなりません。
また、日本車は街中での運転を想定して、視界の良さを重視した設計が多くあります。
対して外車は、ピラー（車の柱）が太め、デザイン重視でフロントガラスの角度が寝ているモデルが多くあります。そのため、運転中の見え方に違いを感じやすいです。
とはいえ、ガラス面が広く、視界に配慮された設計になっている車も多いので、慣れてしまえば快適ですよ。

違い③　運転感覚

日本車と外車では、「サスペンション」の設計が異なります。
サスペンションとは車の足回りの装置で、加速やハンドル操作、路面からの衝撃の受け方に関わります。
日本車は市街地や低速での快適さを重視し、サスペンションが柔らかめ。
一方、外車は高速走行や長距離移動を想定しており、硬めのサスペンションでダイレクトな操作感が特徴です。
そのぶん、アクセルやハンドル操作に対する反応が敏感なので、急な動きはスリップや事故につながる可能性もあります。
外車を運転する時は、アクセルはゆっくり、ハンドルは丁寧に回すことを意識しましょう。
特に、雨の日や砂利道では、スピードを抑えて走行するよう心がけると安心です。

違い④　燃料の種類と給油口

日本車はレギュラーガソリン仕様が多く、燃費性能や環境性能を重視したハイブリッドモデルが主流です。
一方、外車はハイオク仕様やディーゼルエンジン車が多く、走行性能を重視した設計となっています。
燃料の種類を間違えないよう、レンタル時にしっかり確認しておきましょう。
また、給油口の開け方や位置も違いがあります。
日本車は車内レバーで開けるタイプが多いのに対し、外車はドアのアンロックと連動して外から直接開けられるものが主流です。
給油口が左右どちら側についているか、メーカーや車種によって違うので、給油前に一度確認しておきましょう。

違い⑤　保険内容と補償範囲

基本的な保険の仕組みは日本車も外車も同じですが、外車は修理費や部品代が高く、車両保険をつけた場合の保険料が高めになる傾向があります。
また、万が一の修理の際は、部品の取り寄せに時間がかかることもあることから、高めに設定されているケースも。
旅先でのトラブルを避けるためにも、レンタル時には保険内容や免責補償などをしっかり確認しておくと安心につながります。

リゾート地での外車は非日常感がアップ

普段とは違う外車をレンタルする際は、操作や感覚の違いに注意が必要ですが、ポイントを押さえておけば安心です。
特に沖縄のような開放感のあるリゾート地では、外車に乗るだけで気分がぐっと盛り上がります！
海沿いの道をオープンカーで走ったり、欧州車で観光地を巡ったり。普段はなかなか乗る機会のない車に乗ることで、より楽しい旅行になること間違いなしです。
非日常を味わえる外車だからこそ、写真映えも抜群。より素敵な思い出として心に残りますね。

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