沖縄には多くのレンタカー会社があるため、いろんな会社の中からお気に入りの外車をレンタカーして旅行することも可能です。
外車と一括りに言っても、様々なメーカーが存在するので、今回は沖縄で借りることができる人気の外車を紹介していきます。
普通車の2倍程度の金額で外車をレンタカーすることができる
人気の外車を紹介する前に、まずはどの程度の金額でレンタカーすることができるのか見ていきましょう。
まず、普通車をレンタカーした場合には、会社にもよりますが、1日5,000円〜1万円程度でレンタカーすることができます。
では、外車の場合はどうか。
外車をレンタカーする場合には、車種にもよりますが、安くて5000円、高いもので3万円程度の費用がかかります。
通常のレンタカーの場合に5000円で借りられるのは、外車とはいっても単に外国産の車というだけで、みなさんの想像するようなオープンカーだったりを5000円で借りることはできません。
例えば、タイムズカーシェアのアウディA1などですね。
外車といえど単なる乗用車ですので、みなさんのニーズとは異なると思います。
スポーツカーやオープンカーなどの外車の場合には、1日1万円〜3万円程度が見込まれます。
沖縄で外車をレンタカーするときの気をつけるポイント3つ
・右ハンドルか左ハンドルか
・MT(ミッション)かAT(オートマ)か
・那覇空港から近い場所に店舗があるか
この3点は最低限気をつけながらレンタカーを選ぶと良いでしょう。
ハンドルはむしろ左ハンドルを借りたい!という方もいるでしょうが、MTは免許との関係でもそもそも乗ることができないケースもあります。
沖縄のレンタカー会社では、外車とはいえ右ハンドルのATが大半を占めていますが、現地に行って思ってものと違った。なんてことがないよう気をつけてください。
また、外車をレンタカーする場所も那覇市内なら大丈夫だろうと思うかもしれませんが、那覇市内でモノレールが通っているところはほんの一部です。
空港からバスで10分や駅から徒歩5分程度に店舗があるレンタカー会社にするのが無難です。
価格帯別の外車レンタカー
価格帯によって借りられる車種がかなり変わってきますので、1万円・2万円・3万円に分けてどのような外車を借りることができるのか紹介していきます。
(レンタカー会社によって価格帯が変わってきますので、ここではスマイルリゾートレンタカーを基準に、他のレンタカー会社と比較しながら紹介します。)
1泊2日で1万円から借りられる沖縄の外車レンタカー
まずは1万円台から借りられるレンタカー。
Cクラス / メルセデス・ベンツ
これはオープンカーではない普通の外車セダンです。
価格は1日1.3万円〜となっております。
ベンツには、低いグレードから順にA~EとSクラス等がありますが、Cクラスは丁度真ん中くらいのグレードになります。
メーカーサイト:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/saloon/c-class/overview.html
Q3 / アウディ
アウディは外車でも有名なドイツのメーカーです。
このQ3というモデルはSUVとして販売されています。コンパクトSUV的な位置付けですね。
価格も、ベンツのCクラスと同様1日1.3万円〜となります。
左の赤いタイプはスマイルリゾートレンタカー、右の黒いタイプはユニバースレンタカーで借りることができます。
メーカーサイト:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q3/q3.html
CONVERTIBLE(コンバーチブル) / MINI COOPER
外車でオープンカータイプのミニクーパーです。
価格帯はいずれも1.6万〜/1日となっております。
左の青いタイプがスマイルリゾートレンタカー、右の白いタイプがキングレンタカーです。
MNIは外車の割に車体も大きくなく、かつデザインが可愛くて女性にも好まれる車種なので、会社によっては色やタイプなど様々な取り扱いがあるところもあります。
この車種はMTとAT両方販売されているので、予約の際にはレンタカー会社に確認するなどしましょう。
メーカーサイト:https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-convertible.html
2万円台から借りられる沖縄の外車レンタカー
さて、ここからは2万円から借りられる外車の紹介です。
とはいっても、沖縄のレンタカー会社によっては2万円〜貸し出しているところも多くありますので、このサイトではあくまで一例を紹介するにとどめておきます。
2シリーズ220iカブリオレ / BMW
この外車もオープンカータイプのBMWとなります。
左の赤いタイプがスマイルリゾートレンタカー、右の白いタイプがセレブレンタカー沖縄です。
価格は、2万〜/1日となっており、同じ車種でもこのあたりのグレードから会社によって料金にバラつきが出てきていますね。
ちなみに、カブリオレという名称は外車で開閉式のオープンカーを指す用語です。
先程のコンバーチブルも同様の意味で使われていますが、前者がドイツ車等でよく使われるのに対して、後者はアメリカやイギリス等の車でよく使われている印象です。
あまり厳密に使い分ける必要もないので、呼び方は自由です。
マカン / Porsche(ポルシェ)
こちらは外車でも有名なポルシェのSUVとなります。
ポルシェには、マカンとカイエンという2種類のSUVがあり、カイエンの方がハイグレードで車体も多少大きくなります。
とはいえマカンでも車幅が1900mmありますので、近くで見ると十分大きいですよ。
外車はやっぱり大きい。
左の青いタイプがスマイルリゾートレンタカー、右の黒いタイプがDXレンタカーです。
スマイルリゾートレンタカーの方が5000円程安くなっており、2.3万〜/1日という価格帯です。
メーカーサイト:https://www.porsche.com/japan/jp/models/macan/macan-models/macan/
カブリオレ / メルセデス・ベンツ
オープンカータイプのメルセデス・ベンツです。
左の白いタイプがスマイルリゾートレンタカー、右の青いタイプがハイクラスレンタカー33です。
2.4万〜/1日となっており、このあたりの価格になってくると、良いホテルに1泊できる金額になってきていますね笑
そんな大金を外車のレンタカーに費やすんですから、失敗したくない気持ちはよーく分かります。
失敗しないためには、価格はもちろんのこと店舗の接客や車の状態なども十分に考慮して、外車を予約するレンタカー会社を決めたいですよね。
メーカーサイト:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/cabriolet-roadster/e-class/overview.html
那覇空港内にあるレンタカー会社は1つも存在しない
これは意外に思われるかもしれませんが、那覇空港内にはレンタカーを案内する総合窓口が1つあるだけでレンタカー会社の窓口は1つもありません。
参考:https://www.naha-airport.co.jp/service/info/rental_car/
那覇空港は到着ゲートから玄関までが比較的近いので、飛行機から下りて5分後にはレンタカーに乗り込めるような立地になります。
那覇市内で予約していれば、そこから電車で10~20分ほどの距離になりますので、理想をいえば空港で手続き→貸し出しです。
しかし、実際のところ空港内にはレンタカー会社はありません。
Googleマップで那覇空港内に表示されているレンタカー会社は、那覇空港にない
試しに那覇空港近辺のGoogleマップで「レンタカー」と検索してみると上記のような検索結果になります。
しかし、那覇空港上にピン留めされている会社のサイトを見てみると、
空港から店舗までのアクセスが書かれていないうえに、よくよく見てみると「送迎」という文字があります。
ということは、やはり空港からの送迎が付いているレンタカー会社になりますよね。
このように、那覇空港内にはレンタカー会社が存在しません。
(もし那覇空港内にレンタカー会社があった場合には、店舗関係者のみなさまには申し訳ありません。)
那覇空港内にレンタカー会社が存在しないのは、管理規定で禁止されているから
那覇空港内にはレンタカー会社が存在しません。
その理由は、那覇空港の駐車場内での営業行為が禁止されているから。
具体的には、那覇空港内でレンタカー営業のための車両を保管することが禁止されているため、実質的にレンタカーを貸し出すことができないことにあります。
結果的にレンタカーの利用者としては、那覇空港近くのレンタカー会社を利用するしかありません。
那覇空港からレンタカー会社へのアクセスには4つの方法がある
①店舗関係者が空港まで送迎にきている
②空港から店舗までのタクシー代を立て替えてくれる
③空港の駐車場に車(とそのキー)が置いてあり、そのまま車に乗って店舗まで行く
④公共交通機関で店舗まで行く
上記4つの方法のいずれかで行くことになります。
①店舗関係者が空港まで送迎にきている
那覇市内のレンタカー会社を予約した際には、この送迎で向かうのが一般的です。
予めフライト情報を店舗に伝えたうえで、送迎用のミニバスが玄関で待っています。
便利ではありますが、同乗者がいるケースも多々ありますので、人数が揃うまで待たされることもあります。
②空港から店舗までのタクシー代を立て替えてくれる
空港の玄関にはタクシーがたくさん停まっていますので、自分たちのタイミングで出発することができるのがメリットです。
領収書を忘れてしまうと自腹になってしまいますので、その点だけは注意が必要です。
③空港の駐車場に車(とそのキー)が置いてあり、そのまま車に乗って店舗まで行く
このケースはあまり聞きません。
実際にはありますが、国内の空港ではそういった貸し出し手続きが禁止されているところもあり、店舗側も大々的にはアナウンスしていません。
最初からレンタカーに乗れるので非常に便利なのですが、店舗まで行く途中に事故を起こしたらどうなるのか、空港側に見つかった場合はどうなるのか、など不安な要素が多くそれらの点がデメリットになります。
④公共交通機関で店舗まで行く
①空港からの送迎が一番多いですが、2番目に多いのはこの方法でしょうか。
バスも電車もありますが、沖縄の夏は暑いので旅行カバンを持ちながら公共交通機関で移動するのは中々大変です。
しかも、レンタカー会社の中には駅から徒歩10分のような店舗もそれなりにあるので注意が必要です。
特に真夏なんかは移動だけでも一苦労ですので、送迎付きかタクシー代を立て替えてくれる店舗を選ぶのが無難といえます。
那覇空港からレンタカー会社へのアクセスまとめ
上記①〜④までを比較したものがこちらになります。
表にすると一目瞭然ですが、レンタカー会社の中でも公共交通機関を使わないといけないようなところは、アクセス面での評価は最低ということになります。
(だからこそ予約が取りやすいという側面はありますが。)
逆に、①送迎と②タクシーが利用できるレンタカー会社というのは、アクセス面での評価は高いということになります。
この記事の結論としては、
①送迎付きのレンタカー会社
②タクシー代を立て替えてくれるレンタカー会社
このどちらかを選べば間違いない、ということになります。
まとめ
この記事では、
・外車レンタカーは通常のレンタカーの2倍以上の金額になる
・ハンドルの位置、MT/ATの違いを確認する
・レンタカー会社によって価格が思っているよりも違う
・那覇空港にはレンタカー会社が存在しない(空港周辺にしか店舗がない)
といったことを紹介しました。
特に外車レンタカーの費用については、安くても1万円、高いモデルになると1泊2日で3万円以上するものもありますので、予算を考慮しながら自分にあったレンタカー会社を探してみてください。
スマイルリゾートレンタカーは、他のレンタカー会社に比べて割安な価格に設定していますが、
だからといって、車の整備だったりサービスの質をないがしろにするようなことは決してありません。
みなさんの沖縄旅行が良い旅になることを祈っています。
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